ときおり、ひょっこり、顔を出す

音楽•競馬•日本酒好きアラフォー男。日々思いつくまま、勝手気ままな頻度で更新しています。読んで「くだらない」「ほっとした」と思ってくれたら幸いです。

プール

木枯らしが吹きすさび、急に寒くなった。

そんな中、近くの市営プールに行ってきた。

なぜなら、仕事だからだ。

どんな仕事かというと、発達障害を持った方を依頼された場所へ連れていく。
ガイドヘルパーという仕事。
ちなみに、バイトですが。

今日付いた方は割と距離を取っていても大丈夫なタイプだったので、
運動不足解消の為、仕事にかこつけて自分も泳いできた。

しかし、人並みにしか泳げない自分。
バタ足があまり得意ではなく、クロールは腕の振りでごまかしてきた過去がある。

そこで、ビート板に助けを借り、バタ足の練習を試みた。

原点回帰。

しかし、バタ足という動きは生易しいものではない。
なかなか進まない。
そこで、全身をしなやかに、をなんとなくイメージしてみるが、傍目からみると良い大人が溺れまいと必死に悪あがきしているようにしか見えない。

そこは年の功。
他人の目は気にしない、という術を少しずつ会得してきているので続行。
しかし、すぐさま足がつりそうになる。
そこは年の功。
無理をしない、という術を会得しつつある自分は、さっそく原点回帰を諦め、無理をせず平泳ぎに推移。まもなく着地点の水中歩行に戻ったのである。

そして、時間が来たのでプールに別れを告げた。
相変わらず不甲斐なさだが、心残りは微塵もない。

帰り道は木枯らしが一段と冷たく感じたのは言うまでもない。

最後に一句。

見栄切った
バタ足の夢
風に散る

今日も一日お疲れさまです。