ときおり、ひょっこり、顔を出す

音楽•競馬•日本酒好きアラフォー男。日々思いつくまま、勝手気ままな頻度で更新しています。読んで「くだらない」「ほっとした」と思ってくれたら幸いです。

対話

一件目の仕事が終わり、二件目まで暇しているので久々にブログを書いている。

近況としてはバイト暮らしを始め、あと二ヶ月ほどで一年が経つ。
時間にゆとりはできたが、お金はない。
お金はないが、お酒は好き。
カルマ。


給料日から半月を過ぎると、出掛けるにも交通費がいるので、動きが鈍くなってくる。

そんな時の暇潰しにもってこいなのが図書館である。


人見知りという性格、寝ても寝ても寝たいという体力の無さ、金がないという経済的問題から、出会いの場を増やすということは難しい。

が、それを本が補ってくれる。


小さい図書館でも、雑誌から文庫本まで一生かかっても読みきれない蔵書数。
ある種、出会いの宝庫である。


話題作にはあまり興味がない。
その時の自分の嗅覚で、本を手に取る。
結構この嗅覚は大切にしている。

時には、とんでもなく読みにくい本を手に取ることもあるが、
流し読みでもいいから読みきると、次に手に取った本と場面が繋がる時があり、理解も深まるから不思議である。

会ったこともない過去の人が、違う本で出てきたりすると、
「あ、あの人じゃん」
とまるで知り合いにでも会った気がするのである。


一冊読みきるには時間も体力も使うけども、
しばらくは続けたいなと思っている。


最近読んだ、ECD著「失点・イン・ザ・パーク」。
ラッパーであるECDの自伝的小説。酒に溺れアル中になり、闘病生活を終えると、仕事が見つからない。
その過程や日々の感情の描写がとても鮮明だった。
内容としては決して明るくないが、文章から「生きている」ということが活き活きと伝わってきて、あっという間に読んでしまった。
本が苦手でも、サブカル好きの人にはおすすめの一冊です。
では、また。いつの日かひょっこりと。