今年のバイト納め。
宿直明けの朝。
マックで一服。
通勤ラッシュの人々に逆行し、家路に着いた。
自分の気の短さを再認識するとともに、
その性格とどう折り合いをつけるか、バイトでは試されている気がする。
多くの人が働き、オフィス付近に人が集中する。
そんな時間に出歩く事が多い仕事なので、
今まで見てきた街の景色とは違う一面に触れられる。
特に、平日の日中。
人の大半は、お年寄り、子育てに忙しい主婦と連れている幼児。
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朝のマックの喫煙席。
真昼間の団地。
公園。
地域のコミュニティセンター。
コンビニ。
商店街。
大型スーパー。
電車の中。バスの中。
学校。
幼稚園。保育園。
病院。調剤薬局。
役所。
郵便局。銀行。
日中のカラオケ、ボーリング場。
………
学生時代、正社員時代には気付かなかった街の風景を目にして、
新たに気付いたり、感じたりすることも多い。
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昨日、友達からの電話。
ある日突然やってくる、
と常套句のように耳にするけれども、
本当にそうなんだ、と思った。
出会い、別れ、の繰り返し。
生物としては当たり前のことだけれども、
目の当りにした時、すんなり消化することはできないだろう。
消化したふりをしていても、
ふとした瞬間に喉元まで込み上げてくるだろう。
人前では見せなくても、
どこかで吐き出しながらそれぞれ生きているんだろう、と思う。
マヤ暦の話があったけれど、
今日も変わりなく時は流れている。
時の流れと個人の時の流れは、
必ずしもスピードが一致するという訳じゃない。
自分は多くを望み過ぎなのかもしれない。
久々に詩を書こう。
きっと詩も年納め。
人が凍りつくような言葉も
コクヨのノートはお安い御用だと言う。
詩を書き始めた時のノートを開いてみたら、
「超能力者になりたいなあ」
と書いてあった。
さすがに、自分が凍りついた。
今の自分にできることを。
生きている証を。