ときおり、ひょっこり、顔を出す

音楽•競馬•日本酒好きアラフォー男。日々思いつくまま、勝手気ままな頻度で更新しています。読んで「くだらない」「ほっとした」と思ってくれたら幸いです。

財布とにらめっこして、欲しかったCDを買った。

軽い約束をしてたので、早速i-podに入れて、公園まで来た。

が、相手がいない。


せっかく来たのだからと、買った新譜をベンチで聴いている。
このCDはきっと売らない。
豊田道倫「mtv」。


出掛ける時、家の近くで、ウグイスが鳴いていた。
椿の葉の裏に隠れて、小さな体を震わせて。

うぐいす鳴いてる、という曲が聴きたくて、サニーデイ・サービスを途中のTSUTAYAで借りた。


桜がきれいだ。
寒が戻ったおかげで、まだ持ちこたえてくれている。


今年の春は、花の匂いや、自分の辞書になかった花の名前を新たに覚えている。


まず、梅の花の匂い。
夜に漂う、胸を捕まれるような匂い。
もう散ってしまった梅だが、花に集まるメジロの姿も込みで、しっかり記憶した。

白いコブシの花もきれいだった。
大きな白い花弁。


ユキヤナギ
桜を見上げているとつい見逃してしまうが、その目線の下でこうべを垂れて咲いていた。
墓参りをした日だった。
今日と同じ宿直明けの日。


忘れてしまうから、焼き付けておく。
忘れてしまうけど。

ふと、ジーパンの膝に目を降ろすと、擦りきれて穴が空きそうだ。
やむを得ず常用しているが、三回以上は春を味わってくれている。

次も長持ちするのがほしいが。
うーむ。
財布とまた相談。

許可は下りそうにないので、今ので粘ることでしょう。


すっぽかされたおかげで、一息つけた。