4/26(土)
高校時代の友人の結婚式二次会に行った。
祝い事にも慣れが出てくる年頃である。
しかし、今回は部活時代の友人、個人的には難関であった。
僕は部活で挫折を味わった口である。
苦々しい挫折感であり、その挫折感が今の自分を作っていると言っても過言ではない。
卒業してしばらくは部活の友人と意識的に距離を取った(一部の友人を除く)。
そうしないと自分のバランスが取れなかった。
大学時代もずっと心にひっかかり、度々部活時代の夢を見た。
苦しかった。
そんな僕も仕事をし、人間関係がうまくいかないことも多々ある。
しかし。時は流れた。
時が、自分を許し、相手も許してくれるようになった。
10年近く経た今、良いタイミングで誘われたハレの日だった。
高校時代、丸坊主だった僕に、髪が伸びている現在の姿だけで、笑ってもらえるお得感を時は与えてくれた。
安心した。
大勢の人がいると、安定の人見知りぶりを発揮する自分だが、開き直ることができた。
だから、今日は楽しい席だった。
結婚した友人を心から祝えることができたことも嬉しかった。(クイズ大会の司会をやっていた方の口調だけは、水が合わなかった。)
今年の裏テーマ。
『雪解け』。
これから少しずつ、いくつかのわだかまりを解かしていこうと思っている。
また、逢う日まで。
尾崎紀世彦氏の名フレーズに載せて。