2/4日
最近、中古車を買った。
通勤は自転車なのだが、35分漕ぐのが辛くなってきた。
家から最寄りの駅まで自転車で10分強。休日までチャリンコ漕ぐのが億劫になっていたのだ。
車のおかげさまで、少しだけ行動範囲が広くなった。
チャリンコでは遠かったスーパー銭湯に行ってみたのである。
以前から、炭酸泉が好きで、ぼーっとしながらしゅわしゅわ湯に浸かるのは至福である。
ここでも、例に漏れず、サウナが盛んのようだ。
サウナハットを被った玄人風情のお客さんもいる。
私はそれほどサウナに興味もなく、今までも割と早くに「アチい」と出てしまう方だったので、風呂に浸かりながらなんとなく外からサウナを見ていた。
「ほんとにトトノウのだろうか?」
ここのスーパー銭湯推奨は、
サウナ5分→水風呂1分→外気浴5分、だそうだ。
試しにやってみた。。。
水風呂が冷たい。
1分なんかとてもじゃないけど入れない。
もう一度繰り返してみた。
さっきより少し水風呂に長く入れた。
外気浴もなんだか1回目よりは寒くない。
こうなると、もう一回。
水風呂、1分入れるようになったじゃないか!
外気浴、毛穴が引き締まって、身体が温かい。
「これ、トトノウってやつ?」
悪くない!
精神的なことは身体的から。
1000円ちょっとでケアできるのならば、安いとも思える。
何事も続かない方なので、期待はしないが、数回通ってみようか、と考えている。
…
続・罪と罰。
スヴィドリガイロフは、好色で屁理屈だらけの男だった。
遂に読み切った。
主人公が罪を問い詰められ、いまにも自白しそうになると思ったら、言わないー。
今度こそか!、と思ったら、また、言わないじゃんかー!
息を呑む展開もあった。この時ばかりはページがものすごく進む。
しかし、気がつくと、いらんこと言うなって感じの長台詞が差し込まれ、うつらうつらゾーンが度々あるため、苦戦してしまう。
そして、忘れた頃にやってくる。
スヴィドリガイロフ。
途中から割り切った。読み切るために、流し読みも必要だった。
貧乏、病気、酒、女関係、金。
どろどろした精神世界。一筋縄でいかない小市民の生活。
最後、人を拒絶し続けた主人公を変えるきっかけとなるものとは。
…
私はおじさんになって初めて読むことができたけれど、学生の頃に罪と罰を読んでいる人もいるわけだ。そのような人達は、一体どんな風に世の中を見て、若い時期を過ごしてきたのだろうか。
次は、ライトな内容の本を手にとります!