「すぐ役立つものはすぐ役立たなくなる。」
この言葉を聞いてから、時々振り返る。
妻が好きな益田ミリの今日の人生という本に、
好きな映画のワンシーンや本、音楽が人生を生きていく手すりになると書いてあって、
それも時々思い出す。
はてなブログは親切で、1年前のブログを振り返ってみませんか?といったメールが来た。
昔の方が遥かに文章の描写が細かい。
本当にこの文章を俺が書いたのだろうか。
いつまでコロナ禍は続くのだろうか。
疲れた時には、温泉に行って、いい空気を吸って、地酒と食事をおいしく食べて、
日々の悩みを小さく感じて、
また、日常に戻っていった。
今はそれが出来ない。
今の楽しみは週末のスーパーでの買い物。
酒屋で日本酒を買うこと。
そして、へべれけになること。
家で飲むから外での粗相は無くなりました。
物事は良いこと悪いこと表裏一体なのですね。
長編物の小説を読む元気はなくて、最近手に取った絵本が心のてすりだ。
″人生で一番無駄な時間は?″
″自分を人と比較すること″
″大半の事は自分の内側で起こっているのに、外側しか見えないってなんかおかしくない?″
ぼく、モグラ、キツネ、うま。
自分には響く文章ばかり。
また、今度開く時には、前感じたこととは違うことに気づくのだろう。
心のてすりは、今役に立たなくても、ふいに役に立つことがある。強く役に立つ。
あせらず、今できることを。
深く息を吸って、吐いて、
一歩前へ踏み出す。
大切な人を大切にしよう。
一年後、このブログを見た自分はどんな印象をうけるだろうか。
そんなこと、今はわかりません。
色々な手すり、増やしていきましょう。